なぜこんなに多くのレベルがあるのか
画像圧縮は非可逆の処理で、捨てるディテールが多ければ多いほど、ファイルサイズは小さくなり画質は低下します。問題は「どの程度の損失が許容範囲か」という点です。SNS で共有する場合と写真を印刷する場合では、求められる基準が大きく異なります。Image Converter は10〜90の9段階のプリセットに加え、1〜99 の自由スライダーを提供し、極限の圧縮からアーカイブレベルまでをカバーします。
9段階プリセットの実際の効果
10〜30:極限の圧縮
- ファイルサイズ:元画像の5〜15%。
- 画質:肉眼で明確にわかる劣化。文字のみのスクリーンショットやベタ塗りの画像に適します。
- 典型的なシーン:WeChat のスタンプ、文字だけの長いスクリーンショット、一時的な共有。
例えば、5MB の写真をレベル10まで圧縮すると、200〜400KB 程度になることがあります。ただし、人物の顔や風景のディテールは潰れてしまいます。
40〜60:日常の共有に最適
- ファイルサイズ:元画像の15〜30%。
- 画質:注視すれば劣化がわかる程度で、通常の閲覧では気になりません。
- 典型的なシーン:WeChat Moments、Weibo、チャットでの共有。
60 は多くのシーンで最適なスイートスポットです。画質の劣化はほぼ知覚できない一方で、ファイルサイズは大きく縮小します。
70〜80:汎用的な推奨レンジ
- ファイルサイズ:元画像の30〜50%。
- 画質:肉眼では元画像との差がほとんどわかりません。
- 典型的なシーン:画質を保ちつつサイズも抑えたい共有。
レベル70はプロフェッショナルな共有に、レベル80は重要な写真をアーカイブ前に前処理するのに適しています。
90:ほぼ可逆
- ファイルサイズ:元画像の60〜80%。
- 画質:元画像とほぼ同一です。
- 典型的なシーン:アーカイブ素材、印刷前の前処理。
90より上にあげても効果は限定的です。100で出力した JPG は90よりサイズが大きくなるだけで、画質の向上は知覚できません。
1〜99 の自由スライダーの使いどころ
9段階のプリセットは90%のシーンをカバーしますが、より細かい制御が必要な場合があります。
- 65:60より少し良く、70より少し省サイズ。
- 75:70より少し良く、80より少し省サイズ。
- 85:80より少し良いが、まだ制御可能。
- 50 / 55:40〜60の間でより適切なバランスを探す。
リアルタイム比較でレベルを決める
画像を選ぶと、アプリは現在の品質ですぐに圧縮して以下を表示します。
- 元のサイズ vs 圧縮後のサイズ(KB)。
- 圧縮率(%)。
- リアルタイム更新——スライダーをドラッグするとすぐに新しい結果を確認できます。
勘でレベルを選ばず、目で比較して最適なレベルを見つけてください。
コンテンツタイプ別の推奨レベル
| コンテンツタイプ | 推奨レベル | 理由 |
|---|---|---|
| 文字のみのスクリーンショット | 30〜50 | 文字のエッジのシャープさが必要だが、背景は単純。 |
| 一般的な写真 | 60〜75 | 画質とサイズの両立。 |
| 人物のクローズアップ | 75〜85 | 肌のテクスチャは低品質圧縮に弱い。 |
| 風景写真 | 60〜80 | 色のグラデーションが多く、60より下げるとバンディングが出る。 |
| ロゴ / デザインファイル | 代わりに PNG を使う | ベクターや単色ブロックは JPG に向かない。 |
| 画面録画のキャプチャ | 40〜60 | 文字やアイコンが多く、低品質ではボケる。 |