圧縮品質の選び方:10〜90 のレベルを徹底比較

Last updated: 2026-09-07

なぜこんなに多くのレベルがあるのか

画像圧縮は非可逆の処理で、捨てるディテールが多ければ多いほど、ファイルサイズは小さくなり画質は低下します。問題は「どの程度の損失が許容範囲か」という点です。SNS で共有する場合と写真を印刷する場合では、求められる基準が大きく異なります。Image Converter は10〜90の9段階のプリセットに加え、1〜99 の自由スライダーを提供し、極限の圧縮からアーカイブレベルまでをカバーします。

9段階プリセットの実際の効果

10〜30:極限の圧縮

例えば、5MB の写真をレベル10まで圧縮すると、200〜400KB 程度になることがあります。ただし、人物の顔や風景のディテールは潰れてしまいます。

40〜60:日常の共有に最適

60 は多くのシーンで最適なスイートスポットです。画質の劣化はほぼ知覚できない一方で、ファイルサイズは大きく縮小します。

70〜80:汎用的な推奨レンジ

レベル70はプロフェッショナルな共有に、レベル80は重要な写真をアーカイブ前に前処理するのに適しています。

90:ほぼ可逆

90より上にあげても効果は限定的です。100で出力した JPG は90よりサイズが大きくなるだけで、画質の向上は知覚できません。

1〜99 の自由スライダーの使いどころ

9段階のプリセットは90%のシーンをカバーしますが、より細かい制御が必要な場合があります。

リアルタイム比較でレベルを決める

画像を選ぶと、アプリは現在の品質ですぐに圧縮して以下を表示します。

勘でレベルを選ばず、目で比較して最適なレベルを見つけてください。

コンテンツタイプ別の推奨レベル

コンテンツタイプ 推奨レベル 理由
文字のみのスクリーンショット 30〜50 文字のエッジのシャープさが必要だが、背景は単純。
一般的な写真 60〜75 画質とサイズの両立。
人物のクローズアップ 75〜85 肌のテクスチャは低品質圧縮に弱い。
風景写真 60〜80 色のグラデーションが多く、60より下げるとバンディングが出る。
ロゴ / デザインファイル 代わりに PNG を使う ベクターや単色ブロックは JPG に向かない。
画面録画のキャプチャ 40〜60 文字やアイコンが多く、低品質ではボケる。